2月のせどりは売れないって本当？対策はどうすれば売上を増やせるの？

1月も終わり、ようやく落ち着いてきましたね！

1月の仕入れ＆販売ラッシュはとても忙しいものだったでしょう。

しかし、忙しいよりも恐ろしいのは売り上げが減ってしまうことではないでしょうか？

実は、2月が一番売れない月だと言われているんです・・

どうして売れないのか？どうすれば対策できるか？

その2つについてこの記事で全て紹介していきますので、是非最後までご覧ください！

せどりの売り上げが下がる月っていつ？

実は、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、せどりには売れる月と売れない月があります。

売れる月は、1月、3月、7月、9月、12月です。

一方で売れない月は2月と8月となっています。

まず、売れる月のポイントをみてみましょう。

売れる月のポイントはイベントと季節の変わり目の2点がポイントとなっています。

やはり12月や1月は、年末商戦・クリスマス商戦・正月セール・福袋などの大々的イベントが行われるため、1年の中で一番売り上げが伸びる月となっています。

また、3月は新生活が始まることや、冬から春に変わることが売り上げが伸びる理由となっています。

このように、売り上げが伸びる月には理由があります。

裏を返せば、売り上げが伸びない月にも理由があるのです。

何故2月は売上が下がってしまうのでしょうか？

詳しく解説していきます！

そして、売り上げの減少を抑えるための対策法も載せてありますのでそちらもご覧ください！

2月の売り上げが下がる理由

2月の売り上げが下がってしまう理由は主に以下の２点です。

それぞれ詳しく解説していきます。

12月と1月で消費者がお金を使ってしまったから

記事の冒頭でも記述したとおり、12月には「年末商戦」や「クリスマス商戦」であらゆるジャンルの商品が店頭・ネット構わず大売出しされ、消費者の消費意欲も大いに高まっています。

そして、年が明けた1月には、元日早々「福袋」や、「正月セール」が始まります！

もう12月と1月だけで消費者が買いたくなるイベント・セールばかりで、消費者は沢山お金を使ってしまいます！

しかも、1月には一部の家電量販店などで「決算セール」が始まりますから、1月の終わりまでに欲しいものはほとんど購入してしまうという方が多数のようです。

特に、12月には冬のボーナスなども支給されることもあり、1年の締めとして奮発してしまう方もいらっしゃるので、2月が始まるころには、普段買わないものを買う余裕が残っていないのです。

2月から新年の忙しい時期も落ち着き、平常時に戻りますから、節約など気を引き締めてしまう気持ちの動きもあるためという理由も挙げられます。

一旦話は変わりますが、消費者心理をついて商品を売るテクニックというものが世の中には存在しています。

例えば、テレビの通販チャンネルなどを観ているとついつい「お得だ！」とか「欲しい」とか思ってしまうのは、消費者の心理を上手くついてくるからなのです。

テクニックの一例をあげれば、「少し値段を高めに出してから、大幅に値段を下げる」そして、「これだけついてセットで〇〇円！」と量で圧倒し、最後に「今だけの限定価格です！」と購入を催促するといった一連の流れが挙げられます。

しかし、これらのテクニックが通用するのは、「消費者にお金があるとき」のみです。

いくらなんでも、お金を持っていない人に、どれだけ商品がお得か説明したところで、購入資金が無ければ買うこともできませんし、売ることもできないのです。

一流の販売士でもこういった相手に対してのテクニックはありません。

なので、基本的に貯金があるとされている「高齢者」に絞って通販を行っているチャンネルが多いのです。

話をせどりの2月にあてはめてみると、どれだけ良い商品を仕入れたとしても、お金がない消費者しかいない市場では、十分利益幅が大きくなるような価格で販売することは難しいのです。

メルカリや出品ECサイトを変えるといった戦略をとっても、どこにも消費者がいないという不毛地帯の状況が2月なのです。

なので、他の月と同じ戦略を取っているようではどうしても2月は売り上げを伸ばすことが難しいのです。

店頭の決算セールなどが被ってくるから

もう一つの理由としては「店頭の決算セールが被ってくるから」というものもあります。

先ほど、市場に消費者がどこにもいない状態と書きましたが、2月は「消費者がいないだけ」ではないのです。

それは2月という時期が関係しています。

年度末にさしかかり、決算セールを行う店舗が圧倒的に増えてくる背景が重なってきます。

いろんなお店が決算セールを行うせいで、ただでさえお金を持っている数少ない消費者が、ネットではなく、店舗に流れてしまうのです。

つまり、せどりの競合が、「同じせどらー」だけでなく、「仕入れ元となる店舗」という強力なライバルが現れるせいで売り上げがガクッと下がってしまうのです。

仕入れ元となる店舗は独自の流通経路、卸を持っていますから、せどらー一個人が勝負しようとしても、まず勝つことはほぼ不可能です。

しかも、これらの店舗も、決算が間近にせまり、在庫をいち早く一掃したいがために、とんでもない値下げを行い、市場価格を破壊してくるため、ネットでの販売価格も下げざるを得ません。

以上の２つの理由から、2月は売り上げが大きく下がってしまうのです。

では、どうすればよいのでしょうか？

2月の売上を伸ばす対策は？

実は、対策はたった一つでできてしまうんです！

2月の売り上げを伸ばす方法は、先ほどの売り上げが下がってしまう理由の中にヒントが隠れています。

先ほど2月は「販売価格を下げなければ売れない」と説明しました。

なら、2月は「単価が小さいもの」をメインに扱えばよいのです。

「単価が小さいもの」とは？

単価が小さいものとは、ずばり「中古品」が挙げられます。

基本的に「中古品」は仕入れ値が小さく、売値がそんなに高くなくても利益幅を比較的大きくしやすい商品である傾向があります。

売値が大きくないものならば、2月でも売れる確率は高まります。

なので、「新品よりも中古品」という意識をもって2月のせどりに臨みましょう。

新品はどうしても仕入れ値が高くなってしまう傾向があります。

2月は決算セールがあるため、新品を安く仕入れることはできるのですが、すぐに売ろうとしてもあまり利益が出ないことがほとんどです。

なので、2月は新品は仕入れだけにして、それを決算セールが終わる時期に大いに出品するといった戦略もありでしょう。

また、扱うジャンルとしては生活用品や日常品がおすすめです。

これらの商品は1年を通して常に需要があるので、いつでも消費者が存在しています。

もちろん、これらの商品はばら売りだと単価が安すぎて利益がほとんどでないので、沢山仕入れて複数個セットで販売する手法を用いましょう。

2月を耐えられる者がせどりで勝つ！？

この記事を読んでみて、2月が恐ろしいと思ってしまうのも無理はないでしょう。

しかし、この記事を読んでいるあなたは、そこまで心配する必要もありません。

先ほどの「単価の安いもの（中古）」をメインに出品すれば売り上げが大きく下がるといった状況は避けられるはずです。

1年を通して圧倒的に不利なのは2月だけなので、この1か月を乗り切ることさえできれば、他の月でも十分戦える力を持っているという証になります。

仕入れだけに専念する「守り」も、中古品に大いにシフトする「攻め」もどちらの姿勢も重要なので、上手く二つを使い分ける経験を積んで、乗り切りましょう！

まとめ

2月はある程度「覚悟」を持って臨むべきですが、「恐れる」必要は一切ありません！

初心者の方が2月にせどりをはじめて、独学でいきなり利益を出すのは難しいかもしれませんが、去年より前からせどりを行っている先輩方の動きを真似してみると、案外難しくなかったりします。

困ったときは「ライバルの動きを研究してみる」という基本に立ち返ってみることを忘れないようにしましょう。

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