【参考本・過去問】安定！受験勉強関連せどりで利益を伸ばそう！

4月といえば新学期ですよね。

新学期といえば受験勉強の1年が始まる方もいらっしゃると思います。

4月は、そういった方々に向けた受験勉強関連のせどりを行っていく時期としては最適なのです。

しっかりと商品を選定できれば他のせどりよりも難易度が低いせどりなので、初心者の方はしっかりとこの記事を読んで参考にしてくださったら幸いです。

それではご覧ください！

受験勉強関連せどりとは？

受験勉強せどりとは、受験勉強で使うような過去問や参考書、文房具などをメインに扱うせどりの一つの手法です。

主に受験勉強せどりでは過去問や参考書といった「受験本」をメインに扱うのですが、これらは新品だとおよそ1000円～3000円、分厚いものでは6000円だったりと、受験生にとっては高価なものが多いため、中古などの本をメルカリなどで購入して安く済ませたい人が多いのです。

そういった人向けに安く仕入れて店頭価格よりも安く出品するのが受験勉強せどりです。

主に、ターゲット層となるのは、大学受験を目指す受験生で、小学・中学・高校受験はあまり対象になることはないようです。

これは、そもそも「受験者数の総数が大きく違う」のと、「全国で問題が共通」という2点の背景があるためです。

受験者数の総数自体が消費者の人数とイコールですから、受験者数が多いほと市場も大きくなり、出品して販売する機会も大いに増えるのです。

ちなみに、大学受験者の同年代の割合はおよそ５５～６０％とされています。大体、同年齢の人口が100万人ですから、55万人～60万人ほどが大学受験をするというデータがあります。

そう考えると大きな市場ですよね。せどりの基本はニッチな市場よりも大きな市場にどんどん参加していくことですから、基本に則ったやり方であるといえます。

また、2つ目に挙げた「全国で問題が共通」ということですが、大学受験よりも受験者数が多いはずの高校受験をターゲットにしないのは、各都道府県によって問題や受験制度が異なるためです。

大学受験は、全国共通のテストと、大学側が用意する問題に基づいて行われるので、都道府県で区切られることなく、多くの人を対象に売ることができるのです。

いろいろと前置きが長くなってしまいましたが、とにかく「大学受験の参考書・過去問・問題集を狙う」ということを主眼においていただければ幸いです。

メリットとデメリット

もちろん受験勉強せどりにはメリットとデメリットが存在しています。

メリット

メリットは以下の3つです。

まず、「初期投資がそこまで高くない」ことが挙げられます。

新品で買えば一つ1000円～6000円くらいするのですが、中古で仕入れれば300円～2000円程度の範囲に収まります。

せどりの基本は単価の高いものよりも、良く売れる単価の低いものを沢山扱うことなので、扱うのにとてもいい商品であるといえるでしょう。

次に「売れる時期が限定されていない」ということです。

これは、参考書や過去問が1年を通して需要があるということです。

イベント関連のせどりでは、その日付までに売り切らないと在庫を抱えてしまい捨て値で処分という失敗もありえます。

しかし、受験勉強は1年を通して行われるので、4月によく売れつつも、4月が終わった後も需要が残っています。

リスクを減らすという観点からもメリットがあるのです。

最後に「古本せどりのいい練習になる」ですが、受験勉強せどりでよく売れるのは「参考書・過去問・問題集・解説書」などで、どれも書籍です。

しかも、中古で仕入れるので、中古本のせどりの一つということになります。

ブックオフやメルカリなど、店舗せどり・電脳せどりの両方を駆使して上手く販売できるようになれば、他の古本せどりでも通用するようになるので、まずは、売れるものがはっきりとしている受験勉強関連せどりで練習してみるとよいでしょう。

デメリット

デメリットは以下の3つです。

最初に「利益率が高くない」ということですが、これは、先ほどのメリットの「初期投資がそこまで高くない」でも挙げたように、単価が高くない商品が多いため、利益率を高く設定できないことがほとんどです。

利益率が高くない商品は、出品数を増やすことで利益を増やしていくのが基本ですが、手間がかかるため時間がの点でみると非効率的なのかなと思います。

次に「古いと価値が薄れていく」について説明します。

大学の出す問題というのは数年ごとに問題傾向を変えたりするため、古いものはあまりあてにならないということが多々あります。

さらには、共通テストなど、問題の内容範囲が大幅に変わったりすることが5年おきくらいにあるので、全く価値がなくなってしまうということもありました。

少なくとも、来年は変わってしまうのか？という情報収集はしておきたいところです。

限定品などとは違い、毎年新品が市場に供給され、かつ最新情報のほうがありがたがられるという点で、他のせどりとは異なるので、この点はしっかりと意識しておきましょう。

最後に「競合がそこそこ激しい」ですが、これは同じせどらーだけでなく、受験が終わった人達が自分が使っていた受験関連の本を3月や4月に、ネットのフリマサイトなどで大量に放出してしまうためです。

特に、3月は合格通知が届いて引っ越しを始めるので、引っ越す前に本を処分するために早めに出品する方が多く、市場価格も知らずに安く出してしまう方が多いため値下がりが激しくなる傾向があります。

競合相手が少なくなる4月中盤以降がおすすめです。しっかりと競合調査はしておきましょう。

どこで仕入れる？

基本的に仕入れる場所は以下の３つです。

「メルカリなどのフリマサイト」が仕入れる場所として一般的でもありますが、出品する場所も「メルカリなどのフリマサイト」であるため、価格差が出しづらく、利益率も伸びないのであまりおすすめはしません。

「ブックオフ」はセールの日などに仕入れると、ネットの価格より安く仕入れることができるためおすすめです。受験勉強関連は一度にまとめ買いしても怪しまれることはありませんが、同じ本を買ってしまうとすぐにせどり認定されてしまう可能性があるので気を付けましょう。

最後に「大学近くに点在する小さな古本屋」ですが、ここが一番おすすめです。

ある程度大きな大学の近くには古本屋が点在していることがあります。

こういった古本屋は小さい規模で、価格もかなり安く売られていることが多く、せどりの宝庫ともいえます。

もし受験勉強せどりだけでなく、古本せどりも始めてみたい方は一度はこういったお店でリサーチをしてみるといいかもしれません。

どんな商品が利益を伸ばしやすい？

一番重要なのは「どんな商品が利益を伸ばしやすい」のかだと思います。

利益が伸びやすい商品は、以下の３つのいずれかにあてはまっている商品です。

まず「共通テスト関連」ですが、基本的に国公立大学の場合は共通テストが必須なこともあり、大学受験をする人の7割近くの人がこの試験を受けるため、需要がものすごく大きいです。

全部で5教科7科目or6教科8科目あるので、全種揃えて単価をあげるといったテクニックも可能です。

次に「理系文系のどちらにも共通している科目」ですが、大学受験では理系と文系で受ける教科が異なります。

理系は数学・英語・理科・国語・社会の一方、文系は数学・英語・国語・社会といった感じです。

当然、どちらにも需要がある「英語」「数学」を取り扱えば販売できる機会が増えるので、「英語」「数学」に関連した参考書を扱うと良いでしょう。

最後に「有名私立大学の過去問」ですが、有名私立大学はそもそも受験者数が多く、一つの大学だけでも7万人ほど受けるなど、一つの大きな市場ともいえるのです。

特に、「MARCH」と呼ばれる大学や「関関同立」さらには近畿大学や日本大学といった大学は受験者数が多いため、これらの大学の過去問や対策本などが売れやすい傾向にあります。

まとめ

受験勉強せどりでしたが、もちろん本だけでなく、文房具なども同じ時期に売ることで相乗効果を狙うことができるでしょう。

資格勉強せどりや古本せどりにも応用できるテクニックが沢山あるので、初心者の方は、複数のせどりを同時並行するのもいいですが、少しの期間だけ一つだけに着目して極めるのもいいでしょう。